INTERVIEW

te to tewatashi 端切れをつないで うまれるもの

洋服のパターンを中心としたものづくりの会社 TE to TEから、一つのプロジェクトがスタートします。

名前は「te to tewatashi」。

アンビデックスのブランドのパターンやサンプルを製作する過程でできる端切れを、廃棄せず新しいものを生み出す材料にしたい、というスタッフの想いから始まるものづくりです。

初めての作品を、224日よりアンビヒャッカでお披露目いたします。

発売の前にプロジェクトについてや、パタンナーの仕事について

te to tewatashiをスタートさせた高山さん・樋口さんに聞かせていただきました。

INTERVIEW PROFILE

タカヤマTakayama

chambre de charme Malleを主に担当しています。 色んなジャンルの服が好きなので、常にクローゼットが大変なことになっています。

ここ数年は、好きなバンドのライブに行く時用の服や小物を作って楽しんでいます。

ヒグチHiguchi

l'atelier du savon、fig Lndon、IAMIのパターンを担当しています。猫とお笑いが好き。動物モチーフの小物や生地を収集しています。

土屋あすかAsuka Tsuchiya

AMB100貨 スタッフ

土屋あすか

TE to TE という会社は、アンビデックスの全部のブランドのパターンの製作をしている会社ということなのですが、普段はお二人はパタンナーとして、ブランドのパターンを製作するのが仕事なのですか?

タカヤマ

はい、TE to TE はパタンナーの集団として、新しくスタートした会社です。今26名のパタンナーが所属していて、それぞれがブランドの担当を持ってパターンを作るのがメインの仕事です。

私はシャンブルドゥシャームの担当、樋口さんはアトリエドゥサボンの担当です。

ヒグチ

今まではブランドの中に所属していたのですが、昨年TE to TEというパタンナーだけの会社になり、担当はあるのですが、それぞれの仕事の状況によっては違うブランドのものを手伝ったりすることもあります。パタンナーは職人のようなものなので、経験によってそれぞれの技術力にも差があるのですが、入社したてのスタッフから、ベテランの方まで一緒に仕事をすることになって、お互い刺激を受けながら仕事をしています。

土屋あすか

パタンナーの日々の仕事というと具体的にはどんなことですか?

ヒグチ

一言で表すと、企画が作りたいというものをどうやって形にするかを考える仕事です。形にする上で、シルエットを形にするだけではなくて、どんな縫製にするか、どのくらいの生地を使うかなどを考えて、それを工場さんに伝えるというのも大切な仕事です。形は出来上がったとしても、縫製が複雑になってしまうと、時間がかかって綺麗な仕上がりにならないこともありますし、仕様によっては、着心地が良くなかったり、素材に負荷がかかってしまうこともあるので、縫う人のことや着る人のことを考えながら、ベストな方法を探していくような仕事です。工場さんとのコミュニケーションは特に大切にしています。

土屋あすか

企画とパターンを作るだけではなく、工場さんとのやりとりも大切な仕事なのですね。te to tewatashiは、端切れを使って自分たちで商品を作るということ聞いたのですが、日々の仕事と別の活動になりますよね。二人で始めようと企画してスタートさせたのですか?

タカヤマ

たまたま別々で同じことを考えていたんです!

それぞれ別のタイミングで、上司に「端切れを使って何か作りたい」という話をしていて、「同じことを考えている人がいるよ、一緒にやってみたら?」と引き合わせてもらったような感じでスタートしました。

土屋あすか

へえ!繋げてもらったのですね。今回作ったのはクッションカバーが2つなんですね。パッチワークが可愛いです。これもお互いが作りたいものだったんですか?

ヒグチ

私は、パッチワークで何かできないかなと考えていました。アンビデックスのブランドの生地ってどれもすごく可愛くて、小さな布でもそれをそのまま処分してしまうのも、眠らせておくのももったいないなとずっと思っていました。端切れって、そんなに大きなサイズのものがないので、それだけだと作れるものは限られますが、パッチワークすれば色々できるかな・・・みたいな漠然とした感じで考えていて。商品につけたネームも、そういう小さなものに自分たちでスタンプを押して作っています。

タカヤマ

私はもともとバッグとか作るのが好きだったので、一点もので、そういうのが作れたら楽しそうだな、みたいな感じでした。具体的なものはなかったので、樋口さんと色々話していくうちにパッチワークが良さそうだな!と思って。普段の仕事で、洋服にはできないけど小物になら使えるっていう生地や付属品はたくさんあるんです。それを何かに活かしたいなとずっと考えていました。

ヒグチ

作りたいものはたくさんあって…でもte to tewatashiブランドというよりプロジェクトとして始めたいというのがベースにあって、自分たちはデザイナーとか作家ではなく、プロジェクトリーダーみたいな存在だと思っているんです。だから作る上で、自分たちしか作れないというよりも、みんなで作っていけるものというのを最優先して、作りやすさも大切にして、作れるものを考えました。あとは材料を無駄なく使い切れるか。一枚作って満足して終わるのではなくて、作り続けていけるものにしたいな、とか、そういうことを話していく中で、まずはクッションカバーにしようということになりました。

タカヤマ

クッションカバーを作っていく中でも、どんな仕様にすれば少ない工程で可愛くできるか、とか生地が無駄にならないか、とか、その都度先輩パタンナーに聞いてアドバイスをもらっています。それでまず一部分だけ、今回のクッションだったらフリルのギャザー部分なんですけど、それを縫ってみてうまくいくかを試して検証して作っています。

土屋あすか

なるほど、普段の仕事で考えていることがベースになって一つ一つ二人で決めて行ったんですね!ということは縫製も、何人かで手分けしてやっているんですか?

タカヤマ

はい、自分たちで生地の組み合わせは選んでいますが、縫製はte to teのパタンナー全員でやっています。それぞれ忙しいタイミングも違うので「今できます!」みたいに声をかけてもらって。

土屋あすか

もともとの技術力もあると思いますが、全員がちゃんと作れるって素晴らしいです。

ヒグチ

でも、縫製はまだまだプロと言えるレベルには達していないので、もっと技術を磨かなきゃ!とみんなで頑張っています。縫えば縫うほどに上達するので、先輩に教えてもらって、また後輩に教えて。みんな作るほどにどんどん上手になっていくし、自分たちで作ることで、工場さんへの伝え方をもっとこうしたら分かり易いなとか気がつくことも多くて、普段の仕事にも生きているな!と思います。

土屋あすか

端切れを使いたいという気持ちからスタートして、なんだか大きなプロジェクトになっていきそうな感じですね!初めての商品を今回アンビヒャッカで販売させていただくことになりましたが、これからどんなペースで活動されるんですか?

タカヤマ

メインの仕事はブランドのパターンなので、それが第一なんですけど、これからも数ヶ月に一回は商品を販売していけるように、計画を立てているところです。

ヒグチ

作りたいものもいろいろありますし、端切れもまだまだ使いたいものがたくさんありますし、ブランドのみなさんも協力してくださっているので、まずは製作のリズムを作るのが目標です。お店(FLAT)での販売会やいつかワークショップやオーダー会ができたらいいなと思っています。

土屋あすか

アンビデックスのブランドを超えて集まった生地が、te to teのみんなの手で一つになって、生まれ変わったものたちなんですね。今日見せていただいてクッションも組み合わせも形も二人のセンスが詰まってて、ここでしか作れない特別なものですね!私たちもお披露目するのがとても楽しみです。今日はありがとうございました。

te to tewatashiが最初に作ったクッションカバー2種類は

2月23日 12:00~プレビュースタート

2月24日 19:00~販売スタート

商品の一覧は明日23日公開のコンテンツページからご覧いただけます。

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